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高専の特殊事情 代表経験談  山口県 船舶修理 就職

こんにちは、代表の大西です。

私の母校は、宇部工業高等専門学校(宇部高専)の専攻科です。
専攻科とは、本科5年を卒業したあと、受験をしてさらに2年を履修する科になり、事実上の全ての高等教育(大学の過程)を修了できます。

高専は大学機構ではないため、卒業までに国立大学にて実施される「学位授与認定試験」を受験し合格しなければ、専攻科を修了しても、学士(大卒)には認定されません。合格率は9割程度と、実は不合格となる人もいらっしゃいます。

実はこれ、専攻した研究内容により口述試験の内容が人により異なるという、実は不公平な試験である…というのも、不合格者が出る理由です。興味のある研究テーマが選べず、仕方なくテーマ選定をしてしまった人に多いようです。

高専の専攻科は、入り口は広いんですが、出口が少し狭くなっているんですね。そう、私、大学受験を経験したことがないのに、学士となってしまったのです。

ちなみにですが、この恩恵を受けたのは、新卒採用の時の初任給が、大卒相当だったことぐらいですけどね笑

学生当時、音楽活動やアルバイトに打ち込みすぎて、素行不良で成績は万年ドベだった私ですが、高専の教育は、かなり社会に直接的なものが多いと考えています。

それを活かせるか否かは人それぞれですが、手を抜けば割と簡単に留年させられる高専のシステムは、何か人として重要な要素を、教えてくれているように思います。

是非とも、高専卒の社会人の方と、共にビジネスをやってみたいですね!

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