こんにちは、代表の大西です。
「地球儀」ってみなさん知っていますよね。これを念頭に本日の記事です。
世界の地理を勉強するとき、教科書や画面は平面のため、世界地図は平面化されたものがよく使用されています。私はこの教育体制に大変疑問を抱いています。
平面化された地図は、確かに国の配置なんかは覚えられますが、緯度が大きくなるにつれ、その尺度はどんどん現実とは離れていき、北半球で言えば、ロシアやカナダがとんでもなく巨大な領土をもった国のように表現されてしまいます。北極圏に位置するグリーンランドは、平面地図だとオーストラリアの数倍の面積を持っているように見えますが、実際には1/3程度しかないんです。
このような平面地図はメカトル図法により書かれたもので、これはこれでメリットはあるのですが、現代は「これが世界です!」的な教育をしてしまっていることに疑問を抱いています。そのため、日本を出発して、ロサンゼルスへ向かう飛行機は、ハワイ上空を飛ぶのだ、と思っている人も多いのです。
というわけで、弊社には地球儀がございます。Google Earthの普及により一気に見る機会が無くなった地球儀ですが、眺めてみると意外と面白い発見があります。
地球儀を眺めながら、日本を出発しロサンゼルスへ空路で向かうことを考えると、誰が見てもアラスカ上空を通りたくなってしまうと思います。
そして、日本を出発してヨーロッパ諸国へ向かおうとすると、最短距離は、朝鮮半島のあの北側の国の上空を通っていこうと思うわけです。
唯一救いなのは、「地球儀」という言葉と物は、誰でも知っているということです。このあたりは、日本の教育体制もまだまだ捨てたもんではありません。疑問を持った時に、「そうだ、これを見れば解決できるかも?」という知識の引き出しを持たせることが、日本の初等教育(小学校)、中等教育(中学校~高校)の真の目的だとも考えられます。
カリキュラムが組まれている以上、教育者達は時間的にこれに則った教育しかできないのかもしれませんが、将来に向けてその真意を子供たちに教えていける、そもそもの教育の意味を、しっかりと伝えることが、今の日本には必要な事なのではないでしょうかね。
おまけ
弊社のハイエーススーパーロングは、納車後半年が経過し、25,000kmほどの走行距離になっています。ハイエース歴は会社員時代含め7年ほどですが、全く飽きのこない、というか飽きようがないくらい殺風景な車です。これといった不具合を経験したこともないですし、スーパーロングでもほとんどの洗車機に突入可能なので、日常で特に困ることもありません。今は軽トラとハイエースの二本柱ですが、もし増車するとなると、やはり第一候補はハイエースですね。そろそろ新型の発表時期ですが、200系もまだまだ今後も継続販売してほしいものです。
こんにちは、代表の大西です。
省エネ省エネと、耳にタコができる時代になっています。
世界的に省エネルギー政策が広く展開されていますが、費用対効果の観点で行くと、
大変に効率が悪いんです。省エネするためにはお金がかかる。そのあたりを少し紐解
いてみましょう。
皆さん、コージェネレーションシステムという言葉に、聞き覚えは有るでしょうか?
身近なところでは、実は我々が日頃乗っている車にも、この技術はごく一部で使われ
ています。
エンジンを回せば、動力として運動エネルギーを取り出せます。しかし、エンジンの
ような内燃機関は、実は燃料の持つエネルギーの30〜50%ほどしか動力として取り出
せておらず、残りは「熱エネルギー」や「機械的損失」であり、動力には関係ないも
のなんですね。
これはもったいない、、、というわけで、「機械的損失」の方はどうしようもないと
して、冬場の車の暖房は、「熱エネルギー」を回収し温まった冷却水を、熱交換器を
通して車内の暖房に利用しています。冷却水の冷却もできて、とても画期的なシステ
ムですね。具体的な構造は、ここでは省略しますが。
画期的で喜んだのもつかの間、もしエンジンがガス欠して止まってしまったら、どう
なりますか?ご想像の通り、冷却水の循環が止まるので、熱交換器内の冷却水の温度
が下がってしまった時点で、暖房は効かなくなります。
かつて家庭用システムにもこのコージェネを利用したものはありました。(今もある
のかね?)
ガス給湯器の排熱を、床暖房や空調に利用するというものですね。こういうシステム
があるから、暖房いらんじゃないか!と思った方、要注意です。
給湯器がトラブったら、真冬はおうちの中は冷蔵庫(地域によっては冷凍庫?)にな
りますよ。
そう、このコージェネシステムは、絶対といっていいほどバックアップが必要なんで
す。家だと、このバックアップに該当するものは、「エアコン」です。いや、結局エ
アコンいるんかい!と思った方、大正解です。コージェネにお金を使い、さらに通常
通りエアコンも取り付けないといけない。これこそがコージェネの弱点なんです。気
になる方は、是非ご自身でいろいろ調べてみてください。
細かく記載すると長くなるので、もろもろすっ飛ばした記事になり恐縮ですが、結果
的に私の感想としては、電気エネルギーがなんだかんだ理にかなっているんですよ。
なので、太陽光発電は画期的だなと。我が家も、太陽光発電と蓄電池併用システムを
導入していますが、省エネという観点はこれが一番です。
が、しかし!初期導入コストが半端じゃないので、費用対効果は最低です。そう、省
エネとは常に「お金」と相対することであり、これの両立は全く持っていまの世の中
では実現不可能です。それなのに、太陽光を売る側は、売電収入があるので、電気代
がお得になりますよ!というお決まりの売り文句で売ってきます。省エネ効果は間違
いないので、売るのは構わないのですが、「長い目で見たらお得」みたいな売り文句
は必要ないと思いますよ。もっと言うと、電気代は、電力会社の利益追求体質により
上がる一方。電気代高騰の背景には、一般の方は知らない方が良いくらいエグい理由
があるんですが、それはまた後日の記事にしましょう。
結局のところ、省エネするにはお金がかかります。そのデメリットを国民にうまく伝
えることができない国の対応には憤りを感じますが、国家を批判するためのブログで
はありませんので、単なる個人の感想として見られてくださいね。
おまけ
ここ2日間、淡路島→大阪→高松→北九州→山口という爆弾スケジュールで移動して
まいりました。移動中、タイヤのバーストを起こしているトラックや乗用車を、合計
8台も見かけました。特に中型トラックが多かったような気がしますが、何がやばい
かというと、バーストしたタイヤは高確率で本線上に残留します。これによる二次被
害の可能性は極めて高いと感じました。オートバイなんかは、こんなもん引っかけた
らリアルに命の危機です。
車について、日々の日常点検や定期的な消耗部品の取替を行うことはドライバーの義
務です。弊社はこういうコストに対しては絶対に惜しみません。自分自身や仕事に影
響が出るのも問題ですが、何よりも全く関係のない第三者を危険に晒す行為は、スト
レートに言えば〇人未遂です。皆様、取り返しのつかない事態になる前に、きちんと
整備をすることを、強くお願い申し上げます。
こんにちは、代表の大西です。
高卒44%
短大/高専卒16%
大卒以上23%(国立21%/私立74%)
※この数字は10年ごとに更新されるものです。
会社の中で、「高卒以上」「大卒以上」という募集要項を見たことがある方は多いと思います。採用後の即戦力として定義されていると思われがちですが、実態は全く異なります。
まず、大卒だろうが高卒だろうが、会社に入れば皆、素人です。それぞれが適切な教育を受けて初めてプロとして働ける訳ですね。
ではなぜ職種によって学歴条件を設けるのか。
これは中小と大手で違いがあると思いますが、主に採用時の選考の手法が影響しています。
大手の場合、まず選考の基準として定めやすいというところが大きく、採用に関して大きく的を絞れるということがあります。先の表の通り、大卒と定めた時点で23%に絞ることができ、国立大学に限定すると、さらにその中で21%に絞れる。結果として国立大学卒に狙いを定めると、全体として4%まで無条件に絞り込むことができる。
この中で、優秀な人を選りすぐりたい企業の思いがあるわけですね。
続いて中小企業の場合ですが、中小企業は割と「高卒以上」と定めているところが多い印象です。
これは、少しでも多くの人に応募してもらいたいという意図があります。大手のように、放っといても応募が来るわけではありませんので、採用に必死なんですね。なので、ある意味、なんでも有りで、入ってから頑張れ的なイメージです。
もとい、うちのような極小企業の場合、新卒採用など夢のような話ですが…
さて、実際に就職したらどこに配属されるのか。
これは一般的な例ですが、表現は違えど概ね「総合職」と「専門職」に大別されます。前者は大卒以上を求めていることが多いです。
JRなんかが良い例で、運転士を生涯現役でやりたい場合は専門職となり「高卒」での採用が多いのですが、大卒で入社すると、総合職採用となり、運転士にはなれるのですが、期間は割と短く、その後は陸上で司令やダイヤ調整、運行システム導入や保線計画の立案、もう、私も深くまでわかんないですが鉄道を支える様々な仕事をする立場になります。
もはや鉄道とは別の事業になるかもしれません。
※鉄道会社は、案外鉄道以外の不動産や観光業などに力を入れている実態があります。
これがいわゆる「キャリア採用」です。
キャリア採用は、組織図的に上の方に行くことが可能なポジションです。もしかすると、社長とかになれる可能性もあります。
では、なぜキャリア採用(総合職)は大卒が多いのか。それは、特に国立大学卒は、公式の学会などでの発表経験、論文の作成経験などが高く評価され、それは対外的なビジネス面の基礎を持ち合わせている、という判断をされるからです。
このあたりはまた次回書くことにします。
総合職とは、会社の「運営」に直接関与する
専門職とは、会社の「サービス」に直接関与する
こういうまとめて、一旦締めておきましょう。
おまけ
だだ今、新造船の海上試運転に乗船中です。
着工時はただ置かれていただけのエンジンが、ガンガン回って船を動かしています。船の大きい小さいに関わらず、この瞬間はいつもワクワクしますね。
こんにちは、代表の大西です。
船舶整備業において、経営戦略というものを意識している会社はどれだけあるでしょうか?基本、キャパシティいっぱいまで仕事をして、頑張って稼ぐ、という会社がほとんどだと思います。
弊社の場合は、自社内で技術を売っているというより、どちらかといえば一連の仕事の中で、是非ともまた機創に!と言われる付加価値付けを意識しています。
八方美人と言われることもあるんですが、弊社の場合はまずはどんな案件でも、受口は広く、お客様にとって相談しやすい環境を整えるようにしております。工事の実行については、色々な要素があるため、どうしても受注できないこともございますが、まずは詳しく伺い、弊社で受注とならなくても、アドバイスはいつでもできる体制を整えております。
さて、今日は久々にCoCo壱に行きました。というか、食事できそうなところがCoCo壱しかなかった。そして、オーダー。まあ、金額は高いですね。都会で軽くランチバイキング行けそうなぐらいな価格設定です。
でも、無性にCoCo壱に行きたくなることがあるんです。
CoCo壱のカレーがとても美味しい!と思ったことはなく、私の奥さんが作るカレーの方が美味しいんですが…コラ
なぜ行きたくなるか。その理由は明らかです。
①ファスト感覚でいける
②ソファタイプの椅子で、長居もできる
③味変のパターンが無限
④1人でもファミリーでも問題なし
ここまで冒険している飲食店、なかなか無いのでは?と思います。好きな時に好きなように食べて過ごせる、超万人受けスタイル。
もう、よほどのカレー嫌い意外は、行かない理由が見当たらないんですよね。カレー嫌いでも、ハヤシライスがあったり。
②については、もちろんお店の回転に影響するほどのことはダメでしょうが、あえて値段設定を上げることで客層の良否も分かれるのか、あまりめちゃくちゃに居座る人はいない印象です。
全てがパーフェクトなCoCo壱。最高のホスピタリティをファスト感覚やファミリーで楽しみたいなら、オススメです。
さすがに我が社はここまでのホスピタリティを追求できる業種では無いですが、見習うことはあります。
より精進していき…
んー、できるかな?笑
前のブログで、高専出身の方と仕事がしたいと書いたところです。
すると、今の現場のお客様が、まさかの同高専、同学科の出身でした。ついでに地元も近い。ちなみに今の現場やお客様の会社は全く山口県ではありません。
正直、驚きましたね。そして謎の親近感とやる気が沸いております。高専出身者は、日本や海外で広く活躍されているのですね。
話は変わって、最近、急激に気温が上がり、ストレートに表現すると、暑いですね。笑
熱中症の危険アラートが出される近年、我々もあやかりたいくらい過酷な日もあります。ですが、みんながこの過酷な現場を、アラートに従ってお休みしてては、世の中おかしくなることは明らかです。
暑さによって見るからに仕事の効率は下がりますし、体調不良を引き起こす方も見受けられます。しかしながら企業というものは、ルールばかりを重視し、作業者に不便を強いるケースは、この業界を経験された方ならわかっていただけるかと思います。
ちなみに昨日は終日青空の下でわちゃわちゃしてまして、日焼けはするわ、海に落ちたかと思われるぐらい作業服はズブ濡れになるわ、ロクなことはありません。
しかし、こんなものは我々業界では至極当然のことであり、それを耐え抜く自己管理もまた、大事な仕事なんです。
ちなみに、暑いことが理由でこの仕事を辞めようと思ったことは一度も有りません。夏は、天然サウナにお金もらって入っていると思えばいいんです笑
汗をかけば、麦茶を好きなだけ飲めばいいんです。
仕事終わったら風呂入って着替えればいいんです。
体調不良にならないように、日々の生活を見直せばいいんです。
我々は慣れてしまったから良いですが。
そもそも論なんですが、経営者や有力者が無理な工程を組まないようにすればいい。そんな甘いことを…という経営者もいるかもしれませんが、経営者がビジネス的にこの問題に対する対策ができていないことは、気温より重要な問題です。
節電節電と、夜間は現場のクーラーOFFにする事業所も多く有ります。朝にはまたあっつい現場に戻ります。その節電、人という資産に対して全く敬意がありませんよね。
全て理由は痛いほどにわかるのですが、やはり社会的にこの暑さ問題には真剣に取り組む必要があると考えています。
子供手当などの社会福祉も大切ですが、我々おっさんたちへの暑さ手当も、行政機関には強く要望します。
※冗談です笑
こんにちは、代表の大西です。
私の母校は、宇部工業高等専門学校(宇部高専)の専攻科です。
専攻科とは、本科5年を卒業したあと、受験をしてさらに2年を履修する科になり、事実上の全ての高等教育(大学の過程)を修了できます。
高専は大学機構ではないため、卒業までに国立大学にて実施される「学位授与認定試験」を受験し合格しなければ、専攻科を修了しても、学士(大卒)には認定されません。合格率は9割程度と、実は不合格となる人もいらっしゃいます。
実はこれ、専攻した研究内容により口述試験の内容が人により異なるという、実は不公平な試験である…というのも、不合格者が出る理由です。興味のある研究テーマが選べず、仕方なくテーマ選定をしてしまった人に多いようです。
高専の専攻科は、入り口は広いんですが、出口が少し狭くなっているんですね。そう、私、大学受験を経験したことがないのに、学士となってしまったのです。
ちなみにですが、この恩恵を受けたのは、新卒採用の時の初任給が、大卒相当だったことぐらいですけどね笑
学生当時、音楽活動やアルバイトに打ち込みすぎて、素行不良で成績は万年ドベだった私ですが、高専の教育は、かなり社会に直接的なものが多いと考えています。
それを活かせるか否かは人それぞれですが、手を抜けば割と簡単に留年させられる高専のシステムは、何か人として重要な要素を、教えてくれているように思います。
是非とも、高専卒の社会人の方と、共にビジネスをやってみたいですね!
こんにちは、代表の大西です。
弊社(というか私)は、船舶業界はまだまだデジタル化、オートメーション化に出遅れている業界だと思っています。従事する人員現状の根源は、ここにあるのではないか…とまで言えそうです。https://pruftechnik.co.jp/product/optaligntouch/私は前職の時から、このレーザーアライメント計測器の大きな可能性を確信しており、それは今もなお、現場の第一線で活躍してくれていることがその証明です。
弊社は、「オプタラインタッチ」を導入しております。
実はこのページの「お客様の声」のコメントは、数年前に私が投稿したものです。
最もコストパフォーマンスに優れるマシンで、これまで、この現場では使えなかった…という場面は一度もありません。
弊社では、新造船でエンジン据付を定期的に受注していたり、その他回転機器の仕事もテンポラリーに受注しております。このくらい芯出作業が多ければ、使いこなすまでに、そう多くの時間は要さないと思います。
ご質問などございましたら、お気軽にメールフォームよりお問い合わせください。アドバイスは、無料です笑
こんにちは。代表の大西です。
我が社が誇るは、最強のバン。そう、ハイエースのスーパーロングです。我々の業種には、トラックが必須!って言われますが、弊社の場合、よく必要になるのは4トンクレーン付き。そげなものを保管しとく場所もない上に、レンタカーがコスパが良いので、常にリース屋さんと取引も途切れないように頑張っています。
そんでもって、日頃はハイエースなわけですが、なんとかこれに重いもの積めんかな…と考えたところ、この写真のようになりました。300kg弱、積み込めます。
他にもハイエースに重量物を積み込める、何やらすごい製品が市販化されているとか聞きました。
あとは、バックドアをさらに高いところまで跳ね上げるように改造して、フォーリフトによる積み込みが出来るようになると、これはもう、理想の乗り物になりますね!
スーパーロングのハイエースですと、なんと5mの定尺管材詰めるんですよ。工夫は必要ですけどね。機創技研工業株式会社
大西
iPhoneから送信
先日、緊急修理ということで、門司港にて2000馬力のエンジンの解放を受注しました。
燃焼室内に冷却水が混入したんですね。
原因は、エンジンに付属するターボチャージャーを構成する部品の劣化により引き起こされました。
エンジンに水が混入すると、昔の考えでは、そのまま始動すれば水分は飛ぶ!と、言われる方もいらっしゃいます。
確かに、沖合や狭水道なんかでは、その対応で間違ってはおらず、燃焼室の水分量が減れば、いつかはエンジンはかかります。
しかしながら、この写真を見れば、長期に渡ってそのまま運転を続けるのは良くないってのは明らかですね。
もし、運行中にエンジンの水のトラブルが発生した場合、ご一報いたまけますと、一時的な処置やその後の対応についてアドバイスさせていただきます。
決して無理に始動させようとせず、まずはお知らせください。
寝てなければ、折り返しご連絡します…笑