こんにちは、代表の大西です。
弊社の自社工具には、コアなものもたくさんあるのですが、もちろんベーシックな工具類も多数所有しております。
油圧ポンプにはじまり倍力レンチ、大型のラチェットからトルクレンチ、はたまた可搬式溶接機からガスボンベなどなど、このあたりが一斉に事務所に帰還してくると、山口宇部オフィスは、商談スペースを除き、もはや乗車率200%になります。が、おかげさまで常に出動しておりますので、最近は、長男がスチールラックの隙間に入って遊んでいることもちらほら。
我が社はまだ2歳ですので、たくさんの受注をいただいて、ありがたいことに利益が上がった折には、こういった工具への投資を惜しむことはありません。省力化はもちろんのこと、より確実に高品質を担保するためにも、これら工具類はたとえ目先の利益が出ていなくとも、長い目で見て導入します。
そして弊社は事業柄、日本の各地に同業の仲間がおり、今日もそのなかのとある整備業者の社長と、工具の相談で真昼間から長電話をしてしまった次第です。
思えば、建築の職人であった今はなき私の父も、毎晩のようにいろんな仲間の職人と長電話をしており、良い意味でも悪い意味でも、意思は継いでるなと、親子の縁を無駄に悟ってしまいました。
さて、今年度に導入する油圧のパワーツール系についてはここでお話ししても地味すぎるので割愛しますが、この度新たに、可搬式の20トンプレス台の製作に着手することになりました。製作といっても、ほぼ既製品で、それに少し手を入れて可搬式にするといった程度ですけどね。
弊社は工場をもたない業者でありますので、基本、オンサイト(現地)で全ての仕事を完結することを目指しています。これまでも、このプレスのためだけに、仲間のとこの工場を間借りする…なんて場面があったり、仕方がないからハンマーでしばき倒す…なんて場面に遭遇したことがありました。
まあだいたいなんとかはなってたんですが、そこに安心と品質を確保する一つの方法になればと思い、プレス台導入を決意しました。
完成した折には、改めてこちらで報告させていただきます。それらをハイエースにパズルのように積み込んで現場に行く日を想像して、子供のように無駄にワクワクしております。
こんにちは、代表の大西です。
ヨーロッパでのガソリン車排ガス規制により、乗用車もディーゼルが主力エンジンに移り変わってきているのは皆様ご承知おきの通りです。その中で、どれを選べばよいか、悩んでいる人も多くいます。今日はそんなエンジンの選び方について、少し話していこうと思います。
大前提として、少し技術的な話をします。車の走行性能というのは、決してエンジンだけでは語ることはできません。エンジンとそれに必ず付随するのが、トランスミッションと呼ばれる変速機です。この二つの組み合わせによって、速いだとか遅いだとか、力があるとか、いろんな要素が決まります。燃費の良さも、これらと相関関係にあるので、ガソリンエンジンが速いとか、一概には言えないことが前提なのです。
では、本題に入ります。
私は、一般的に乗用車をえらぶならば、ガソリン車一択だと思っています。安い、静か、耐久性がある、メンテナンスは基本的にオイル交換のみ。おまけに近年のガソリンエンジンは、高効率で多段のトランスミッション採用により燃費も良いときた。こうなっては、ディーゼルのメリットはまるでありません。ディーゼルの方が燃費が良いというのは完全にディーラーの売り文句で、乗り方次第で正直トントンです。
であれば、わざわざ初期コストが高いディーゼルを選ば理由はない訳です。1年によく走っても1万キロ未満であるひとは、コスト面からみても、ガソリン車が良いのは一目瞭然です。
ここまでガソリンを褒め称えておいて、我が社のハイエースはディーゼルです。おいおい…と思った方、ちゃんと理由があります。
ガソリンと軽油は約15円/Lの差があり、我が社のように年間に4万キロほど走るような人の場合、コスト面ではものの2〜3年でガソリン車のそれと好転します。おまけに、空荷のときも、500kgの荷物を積載しても、走行性能はほぼ変わりません。トランスミッションの恩恵が多いのは事実ですが、やはりディーゼルの低回転におけるトルク特性は、ガソリン車では実現できない要素なのです。
このように使い方によって選ぶ必要があり、単にディーラーでお勧めされるがままにメリットを鵜呑みにするのではなく、やはり車を商売道具にしている人の意見を聞くのがまず間違いないと思っています。
我が社は車選びは事業ではありませんが、技術的な見解は、素人以上玄人未満な視点でアドバイスさせたいただきますw
そして近年話題のハイブリッド…
んー…
まあなんともって感じですね。アシストハイブリッドであれば乗り物としての意義は一理あるとは思いますし、技術的には大変に素晴らしい乗り物だと思いますが、我々のような一般庶民が長く乗り続ける車としては、依然として疑問を持っています。
もはや、車は長く乗り続けるものではなく、頻繁に買い換えることが常識になったのか。残クレなどの金融商品が流行してしまっているのは、実はハイブリッド車を売り続けたいからなのか…真実はわかりません。でもまあ中古のプ⚪︎ウスがありえないくらい中古車市場に溢れかえっている現状を見ると、なにか理由があるのかもしれませんね。
弊社はハイエースを10年使う計画で導入しており、道具箱なども、200系ハイエースのスーパーロングに合わせてチョイスしております。したがって、新型ハイエースが登場して、200系が販売されなくなったら、とても困ります。笑
ディーゼルのリセールが良い…
そんなのは、そもそも我が社の使い方的に期待していないのは明らかです…笑