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こんにちは、代表の大西です。
このところ、更新が滞っていたことをお詫び申し上げます。
この時期になると、イベント事業のほうもいろいろとお声がけいただき、先週末はホールでのジャズコンサートにて、その業務に携わっておりました。
今回の仕事は、朝セットアップ、リハーサル、午後に本番、夜撤収というハードなものではありますが、もうなんだかんだ17年くらいやってますと完全に慣れます。
よく聞かれるのが、私がそこで何の仕事をしているのか?と言うことですが、答えとしては、いろいろやります。
せっかくなので、こちらの事業の、現場での1日をざっくりと書いてみることにします。
事前に…
使用する音響ミキサーに、当日の情報をインプットし、セットアップ後即音が出せるように準備します。このところ忙しく、今回は当日朝4時からやってしまいました…
①機材の搬入 9:00
運搬車から機材を下ろし、ホールへ搬入。
②セットアップ 9:15
スピーカーやその他機材を、あらかじめ作成された図面の通りに配置していきます。この時、最大限時間の短縮できるよう搬入時から意識しています。まず、ここでアマチュア業者と大きく差が出てきます。
③電源確保 9:30
電源の取り方は現場によって異なりますが、今回は3相4線200V動力から、単相100Vを4口取り出す手法でした。このとき、3相電源ですので、各相でバランスをとる為、あらかじめ各機器の消費電力を把握しておかなければ、最悪の場合火災などの事故につながります。
④各機器の接続 9:40
各音響機器にケーブルを接続していきます。メインオペレーターの方が作成した図面の通りに、間違いのないよう慎重かつ最速で作業します。この時、ケーブルの取り回しひとつで、トラブル時の対応速度が異なりますので、プロ業者とそうでない人の差が出ます。
⑤音出し 10:00
いよいよ音出しです。今回は会場全体の音出しをするメインオペレーターとは別に、演者へ音を出すモニターオペレーターでしたので、私はステージの中にあるスピーカー8台を緻密に調整していきました。
⑥調整 10:10
スピーカーと会場の相性もあり、この調整は音作りにおいて最も重要な作業で、チューニングと呼ばれます。自分でいろんな声を出しながら、20Hz〜20kHzまで、31に分けられた周波数のレベルを調整します。今回はモニターでしたので、「良い音」よりも「聴きやすい音」に重点を置いて調整しましたね。このあたりは、楽器経験が活かせています。
11:00 昼食
⑦リハーサル 12:00
ここで演者さんが入られ、実際に演者さんそれぞれの要望を聴きながら、一人ひとりに合わせた調整をします。デジタルミキサーになって、この仕事がiPadでできるようになったのは、本当に革命だと思います。今回は世界で活躍するプロミュージシャンの方たちでしたが、アマチュアミュージシャンであっても、誠意は同じです。
⑧本番 15:00
今回はモニターオペレーターでしたので、ステージ袖のモニター用ミキサーの前で監視しながら、本番中の演者さんを見守ります。要望があれば、さりげなくステージに出ていくのもまた、慣れが必要な作業です。
⑨撤収 17:30
本番が終わると、撤収にかかります。全ての機材やケーブル類を元のケースに数量を確認しながら格納し、運搬車に積む準備をします。最速、確実、丁寧さが求められる重要な作業です。
帰社 19:00
今回はおおよそ、こんな感じでした。私は本当に良いクライアント様に恵まれ、今も腕を磨くためにいつも勉強しています。現場では常に時間に追われ、急げばミスが起こるため、通常動作を1分、1秒を縮めるためはどうすればよいか、日々模索しています。
いかがでしたか?
華やかな舞台の裏には、こういう仕事をやっている人がいます。こちらの職種も人手不足が顕著となっており、興味がある方は、ぜひお問合せいただければと、実は思っております。
おまけ
私も音楽は30年やっていますが、相変わらずジャズは苦手意識があります。今回は、世界的に活躍される方達ばかりでしたが、特にピアニストの方、もはや何やってるか理解不能でした。それでも、とにかく心地よいというのが、ジャズの魅力なんでしょうね。